そらいろを撮すときは いつも
誰かの おおきなキャンバス、 或いは　スケッチブック、を
	眺めているような キモチ　で
それは １００年も２００年も 遺され飾られる大作ではなくて
	毎刻違う 毎刻別の
けれど太古の昔から 遠い未来へ
	続く　いろ　と すがたかたち
誰の上にもあって たぶん、 見上げないひとはいなくて
	でも瞳の数だけ そこは　べつのいろ　が
べつの　空が
	こんな片隅で こんな大きな そらいろのかけらを ぼくらは撮す とじこめる とじこめる とじこめて ぼくだけのそらのいろをさがしてる
photo & words by minato kazusa
***photo*** 意識して撮っていた訳ではないのですが、やはり大好きな空の写真はいつのまにやら数も増えていて、せっかくなのでまとめてみました。 花の写真のように、一枚一枚説明が出来るほどではないので、ことばは写真を見て浮かんだままを書いています。 上から順に続いているようで、でも独立もしているような。 写真の季節・時間等は本当にいろいろですが、だいたい撮した日付順くらいで並んでいる・・・気もします・・・。 （もうすでにわからないという・・・。）