2　＜1.　山の雪＞ 白く　覆い尽くされて　本当の姿を　隠してしまう　前に さらけだしておけばよかったのかな 好きになった瞬間も　判らないから 諦めなきゃならない境界線も　もう　判らない 想いは　どこで　断ち切れば　いいんだろう 君を　好きだ　というキモチは　どんどんこの雪のように降り積もって 山になる いつか溶けて消えてなくなるとしても 君がもう誰かのものでも　欲しい　 と隠されているカタチが浮き出てくるだけ 白く　色を塗り替えてよ　 根雪になって　ここから出られなくなっても　かまわないから 君が宿り木の下で誰かとキスを交わしてる そんな夜 words by minato