＜Liver leaf＞ by みやび　 こんな　とくべつな夜の景色を どこで　誰と見ているのかな･･･　あなたは 出逢う　というほど　劇的でもなくて フツウに流れていく日々の中で 気がついたら　自然に目で追ってた 何気ない気遣い　とか 制服の右肩が　いつも 鞄の重みの分だけすこし　斜めに傾いてること　とか 顔立ちと同じぐらい　きれいな字を書くこと　とか 誰もに標準装備で向ける笑顔　とか ･･･それがせつなく途切れる瞬間だとか　を いつも　見てた ただ見てる　だけ　だったけど だから　知ってる でも誰が見ても　きっとわかるほどに あなたは　あの子のことが　すき かなわない　その願いを 一度どこかに置くことも　できずに　持ちつづけてる その背中が　すきだから･･･ この胸に内にある想い　も きっとこのまま　かなうことはない　んだろう それで　いい いつか貰って　そっと仕舞った　あの笑顔を 手放してしまいたくないから 次に顔を合わせたときも　ただのクラスメイト わらって「おはよう」って云う せめて　その目に映る日常の中の　モブ・シーンのなかの ひとりでいることを　ゆるしてね ･･････ダイスキ　ダヨ ※Liver leaf ＝　雪割草

------------------------------------------- 湊の、お題2＜1. 山の雪＞　のwords　を受けて みやびちゃんが書いて下さいましたｖｖ 湊の＜山の雪＞は叶わない想いを抱えてる男の子を 想定して書いたものですが、その子も誰かに想われている、 という、救いのある作品です（笑） みやびちゃんどうもありがとう！！